ケース8/○○ちゃん

 

○○ちゃん/18歳

薬剤名     

 

  

投与時の体重と投与量

2.6kg、投与量未確認

 


投与回数と数値の変動

週3回

2006.1、12%から開始

投与開始時のBUN/Creは、70/4.7

 

他の貧血対策

ペットチニック(朝・晩)、注射の通院中に一度輸血を行いました。 


皮下輸液もしくは静脈点滴

 

 

抗体について

わからない。


 

飼い主の感想

3年以上慢性腎不全を発病していたのですが、2007年の1月にPCVが20を切るようになり獣医さんからEPO注射のお話を頂きました。 

通常15をきってから使用を考えるとのお話でしたので12になった日に注射を始めました。量は初めに1瓶購入し、計5回に分けて注射しました。説明によるとエリスロポエチンの注射は抗体ができる恐れがあると同時に、ネコちゃん本来のエリスロポエチンを傷つけてしまう恐れもあるそうです。注射の通院中に一度輸血を行なったためどこまでEPO注射が効いたのかはわからずじまいです。 


管理人補足

15%を切ってから使えばどうか?と提案される飼い主さんは多いようです。管理人のネコのデブちゃんも複数の病院からそう言われました。おそらくそれぐらいまでなら、ゆるゆると下がる貧血ならば見た目には元気さを保てると考えている獣医さんが多いからでしょう。 

輸血も経験されていますが、輸血自体を行っていない病院も多くありますので、前もって自分の主治医に聞いておくと安心かも知れません。 

○○ちゃんは3年もの間、いい状態を維持できたのですから本当に飼い主さんには本当に頭が下がります。