ケース3/まーちゃん

 

まーちゃん/14歳

薬剤名

エスポー 


投与時の体重と投与量

2.9kg、0.5ml

 


投与回数と数値の変動

週1回

2006.04.26〜2006.06.20 18.0%→35% 

2006.08.01〜2006.08.29 24.8%→28%

※投与開始時のBUN/Creは、>140 / 7.7 

 


他の貧血対策

ペットチニック0.5ml/日馬肉やレバーふりかけを少々ごはんに混ぜて


皮下輸液もしくは静脈点滴

 

 

抗体について

出来なかった。


 

飼い主さんの感想 

最後は検査出来なかったんですが、28%までは上がっています(他の病院で調べた時は31%)。まーちゃんの場合、1ヵ月半置いて再度エスポーを打ったんですが、その時は抗体は出来ていませんでした。 

まーちゃんは週に1回しか打たないで数値を上げて来ましたが、使用開始時の数値が比較的高かったので、 その分回数も少なめで済んだようにいます。 

ワンクールで回数打って数値を上げるよりも、下がりきる前の(数値が)時点で打ってしまうことと、間隔 を空ければある程度継続しての使用も出来るのではないかと思いました。 

まーちゃんの場合は18%と24%という比較的下がりきってない数値で打ってきたので週1の投与でも数値 が上がったのではないかな?とも思います。

 

 

管理人補足 

まーちゃんは発覚してから3ヶ月、BUNが140を越えていました。その後何ヶ月にも渡ってまーちゃんが素晴らしいファイトを見せてくれたことが貧血を解消したことと繋がるのかはわかりませんが、とくに2回目は早めに対処。長い期間をかけずに貧血の数値をある程度戻しています。 

2006年8月から、24%という数字で即座に対応したまーちゃんの例が、管理人がEPOのことを考える最初のきっかけとなったと思います。